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スウェーデン語でつながる:暮らしと旅のフレーズ150 ― ストックホルムの街角で使える!スウェーデン語会話の第一歩 ―

舌にスウェーデン国旗をつけた女性 - 外国語を学ぶ

第4章:食事とレストラン

01

Jag beställde en tallrik med laxsoppa och lite bröd till.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

私はサーモンスープとパンを少し注文しました。

【解説】

「laxsoppa」は、スウェーデンの伝統的なサーモンスープで、特に西海岸のヨーテボリ地域で人気です。ディルやクリームを加えたものが一般的で、寒い冬に温まる料理として愛されています。「bröd」(パン)はスウェーデン食文化の基本で、ライ麦パン(rågbröd)やクラッカー(knäckebröd)がよく添えられます。

02

Kan du rekommendera ett gott vin som passar till den här rätten?

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

この料理に合うワインを勧めてくれますか?

【解説】

スウェーデンでは、ワイン(vin)はフランスやイタリアからの輸入が主流ですが、近年はスウェーデン産のワインも注目されています。特に、ソーランド島(Gotland)ではブドウ栽培が盛んで、地元ワインがレストランで提供されることも。「rekommendera」はラテン語の「recommendare」に由来し、丁寧な依頼を表す自然な表現です。

03

Jag skulle vilja ha en kopp kaffe efter middagen.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

夕食後にコーヒーが一杯欲しいです。

【解説】

スウェーデンでは、コーヒー(kaffe)が国民的な飲み物で、1人当たりの消費量は世界トップクラスです。「fika」(コーヒーブレイク)は文化の一部で、夕食後にコーヒーを楽しむのは一般的です。この文の「skulle vilja ha」は丁寧な依頼の表現で、レストランでの会話に適しています。

04

Finns det något vegetariskt på menyn idag?

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

今日のメニューにベジタリアン向けのものはありますか?

【解説】

スウェーデンはベジタリアンやビーガン食が普及しており、ストックホルムやマルメなどの都市ではベジタリアンメニューが豊富です。「meny」はフランス語の「menu」から来ており、レストランのメニューを指します。

05

Jag är allergisk mot nötter, så var försiktig.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

私はナッツアレルギーなので、気をつけてください。

【解説】

スウェーデンのレストランでは、アレルギー情報(allergi)を伝えることが一般的で、スタッフは慎重に対応します。「nötter」(ナッツ)は、ヘーゼルナッツやアーモンドがスウェーデンでよく使われる食材で、特に菓子類に多いです。この文は、食の安全意識の高さを示しています。

06

Kan jag få notan efteråt, snälla?

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

後で勘定をお願いできますか?

【解説】

「nota」(勘定)はイタリア語の「nota」(メモ、計算)から来ており、レストランでの支払い時に使われます。スウェーデンでは、食事後にゆっくりと会計を済ませる習慣があり、「snälla」を加えることで丁寧さが強調されます。この文は、レストランでの典型的なやり取りです。

07

Den här ärtsoppan smakar bättre än jag trodde.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

このエンドウ豆のスープは思ったより美味しいです。

【解説】

「ärtsoppa」はスウェーデンの伝統的なエンドウ豆のスープで、木曜日の夕食にパンケーキ(pannkakor)と一緒に食べられる習慣があります。スウェーデンの家庭やレストランで親しまれ、シンプルながら深い味わいが特徴です。

08

Har ni något lokalt öl på fat här?

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

ここに地元の生ビールはありますか?

【解説】

スウェーデンでは、クラフトビール(öl på fat)が近年人気で、ストックホルムやヨーテボリには多くの醸造所があります。「lokalt」は地元産を強調し、スウェーデンの地域愛を反映しています。

09

Jag vill prova en traditionell semla idag.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

今日は伝統的なセムラを試食したいです。

【解説】

「semla」は、カルダモン風味のバンにアーモンドペーストとホイップクリームを詰めたスウェーデンの伝統的なデザートで、ファットチューズデー(Fettisdagen)に特に人気です。

10

Kan du laga maten lite snabbare, snälla?

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

料理を少し早く作ってもらえますか、お願いします。

【解説】

「laga」(調理する)は、古ノルド語の「laga」(整える、作る)に由来します。スウェーデンのレストランでは、客の要望に柔軟に対応するサービスが一般的ですが、急な依頼は丁寧に伝えることが重要です。

11

Jag gillar att äta middag tidigt på kvällen.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

私は夕方早くに夕食を食べるのが好きです。

【解説】

スウェーデンでは、夕食(middag)を17時から18時頃に食べる家庭が多く、特に子供がいる家庭では早い時間が一般的です。この習慣は、長い冬の夜に家族が集まる時間を確保するためとも言われます。

12

Har ni något färskt knäckebröd till salladen?

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

サラダに合う新鮮なクラッカーブレッドはありますか?

【解説】

「knäckebröd」は、スウェーデンの伝統的な硬いライ麦パンで、保存性が高く家庭やレストランで広く食べられています。サラダに合わせる軽い食事として最適で、スウェーデの食卓に欠かせません。

13

Jag beställde en extra portion potatismos till rätten.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

料理にマッシュポテトの追加注文をしました。

【解説】

「potatismos」はスウェーデン料理の定番で、肉料理や魚料理の付け合わせとして人気です。スウェーデンはジャガイモ(potatis)の消費量が多く、家庭やレストランでさまざまな形で提供されます。

14

Kan jag få lite mer dillsås till min fisk?

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

魚にもう少しディルソースをもらえますか?

【解説】

「dillsås」は、ディルを効かせたクリームベースのソースで、特にサーモンや白身魚に合うスウェーデン料理の定番です。ディルはスウェーデン料理で頻繁に使われ、夏の新鮮な風味の象徴です。

15

Jag föredrar rödvin till köttbullarna idag.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

今日はミートボールに赤ワインを合わせたいです。

【解説】

「köttbullar」はスウェーデンの代表的なミートボールで、クリームソースとリンゴンベリー(lingonsylt)と一緒に食べられることが多いです。赤ワイン(rödvin)は、肉料理とのペアリングとして人気があります。

16

Har ni något sött till kaffet idag?

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

今日、コーヒーに合う甘いものはありますか?

【解説】

スウェーデンでは、コーヒーと甘いものを一緒に楽しむ「fika」が日常的な習慣で、社交の場としても重要です。甘いものの典型的な例が「kanelbulle」と呼ばれるシナモンロールで、スウェーデンの「fika」文化に欠かせません。

17

Jag vill ha en liten dessert efter huvudrätten.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

主菜の後にちょっとしたデザートが欲しいです。

【解説】

「huvudrätt」(主菜)は、コース料理のメインを指し、スウェーデンのレストランではスープや前菜(förrätt)に続いて提供されます。スウェーデンでは、デザートは軽めでシンプルなもの(例:果物のコンポートやケーキ)が好まれます。

18

Kan du värma upp nässelsoppan lite till mig?

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

イラクサのスープを少し温めてくれますか?

【解説】

「nässelsoppa」は、春に採れるイラクサを使ったスウェーデンの伝統的なスープで、栄養価が高く素朴な味わいが特徴です。スウェーデンでは、季節の食材を活用する料理が重視されます。

19

Jag gillar att dricka vatten till min mat.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

私は食事の際に水を飲むのが好きです。

【解説】

スウェーデンでは、食事中に水(vatten)を飲むのが一般的で、特に家庭ではアルコールよりも水が選ばれることが多いです。スウェーデンの水道水は非常に清潔で、品質が高いことで知られています。

20

Har ni något kryddigt på menyn idag?

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

今日のメニューに辛いものはありますか?

【解説】

スウェーデン料理は一般的にマイルドな味付けですが、近年は移民の影響でタイやインドのスパイシーな料理も人気です。「kryddig」(辛い)は、古ノルド語の「krydda」(スパイス)に由来しています。

21

Jag beställde en kladdkaka med grädde till dessert.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

私はデザートにクリーム付きのチョコレートケーキを注文しました。

【解説】

「kladdkaka」は、しっとりしたチョコレートケーキで、スウェーデンのカフェや家庭で大人気のデザートです。ホイップクリーム(grädde)を添えるのが一般的で、ほど良い甘さとクリーミーさが特徴です。

22

Kan jag få en tallrik för att dela rätten?

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

料理を分けるための皿をもらえますか?

【解説】

スウェーデンでは、家族や友人と料理をシェアする習慣があり、特にカジュアルなレストランや家庭での食事で一般的です。「dela」は、「分ける」という意味の動詞です。

23

Jag vill ha en smörgås till lunch.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

昼食にオープンサンドイッチが欲しいです。

【解説】

「smörgås」は、バター(smör)とチーズ(ost)に由来するスウェーデンのオープンサンドイッチで、サーモンやエビをトッピングしたものが人気。軽いランチとしてカフェやレストランで提供されます。

24

Den här rätten är för salt för mig idag.

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

今日のこの料理は私には塩辛すぎます。

【解説】

スウェーデン料理は塩味が控えめな傾向ですが、魚の塩漬け(sill)など塩辛い料理も伝統の一部です。「för salt」は、味の好みを伝える丁寧な表現で、レストランでのフィードバックに適しています。

25

Tack för god mat och trevlig service idag!

🇸🇪 Mattias(スウェーデン人男性)

🇸🇪 Hillevi(スウェーデン人女性)

【日本語訳】

今日は美味しい料理と素敵なサービスをありがとう!

【解説】 スウェーデンでは、良いサービス(trevlig service)に対する感謝を伝えることが一般的で、食事の満足度をスタッフに伝えるのは礼儀正しい行為です。「god mat」は、美味しい料理への素直な賛辞であると言えます。

ABOUT US
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Takuo Nakamura
著者紹介:中村卓雄(なかむらたくお)
語学講師・翻訳家・ライター
京都大学で言語学を学び、トヨタ自動車の外国特許出願明細書の英訳をはじめとして多くの言語の翻訳に従事
「体感語学の中村屋」を主催、ネイティブ発音の音声をベースにした独自のメソッドを展開
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HLI英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・ポルトガル語・オランダ語コース修了
愛知県江南市在住