ブラジルのポルトガル語とポルトガルのポルトガル語の違いを知ろう!

日本におけるポルトガル語教育では、ポルトガルのポルトガル語の教材が非常に少ないことから、ブラジルのポルトガル語が主流になっています。

ポルトガル語はブラジルとポルトガルの他にも、アフリカのギニアビサウ、カーボヴェルデ、サントメー・イ・プリンシペ、アンゴラ、モザンビークでも話されていますが、これらの国で話されているポルトガル語に関しては情報が極めて限られているのが現状です。

日本とブラジルの関係は、1895年11月に締結された日伯修好通商航海条約により外交関係を樹立することから始まり、1908年には笠戸丸で日本人移民の第一陣がブラジルに渡りました。

それ以来、今日に至るまで両国が緊密な関係を築いてきたことは周知のとおりです。

僕自身も数年前に訪れたサンパウロのリベルダージ地区には、世界最大規模の日本人コミュニティーがあります。

一方、ポルトガルと日本の歴史はもっと古く、1543年の種子島門倉岬における鉄砲伝来に遡ります。

こうして始まったポルトガル人との交流は、パン(pão)、コップ(copo)、ボタン(botão)、タバコ(tabaco)、シャボン(sabão)といった新しい語彙を日本語にもたらしました。

しかしながら、近年は世界最大の日系人居住地となったブラジルと日本の政治的・経済的な結びつきが強くなったためか、日本で入手可能なポルトガル語教材の殆どが、ブラジルのポルトガル語をベースにしたものです。

ブラジルのポルトガル語とポルトガルのポルトガル語には当然、多くの共通点がありますが、相違点も少なくありません。

ここでは、ブラジルのポルトガル語とポルトガルのポルトガル語の違いを発音、語彙、文法、会話表現の観点から解説します。

1. 目次

  • 発音の違い
  • 語彙の違い
  • 文法の違い
  • 会話表現の違い
  • まとめ

2. 発音の違い

  • 1. 「ti」と語末の「-te」

ブラジルのポルトガル語では、「ti」と語末の「-te」を [tʃi] と発音しますが、ポルトガルのポルトガル語ではこれを [tɨ] または [ti] と発音します。

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
monte [mõtʃi]monte [mõtɨ]山、峰、丘
time [tʃimi]time [timi](団体競技の)チーム

🇧🇷

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🇵🇹

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  • 2. 「di」と語末の「-de」

ブラジルのポルトガル語では、「di」と語末の「-de」を [ʤi] と発音しますが、ポルトガルのポルトガル語ではこれを [dɨ] または [di] と発音します。

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
cidade [sidaʤi]cidade [sidadɨ]都市、市、都会
dinheiro [ʤiɲeiru]dinheiro [diɲeiru]金、金銭

🇧🇷

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🇵🇹

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  • 3. 音節末の「-s」と一部の「-z」

ブラジルのポルトガル語では、音節末の「-s」と一部の「-es」や「-z」を [s] と発音しますが、ポルトガルのポルトガル語ではこれを [ʃ] と発音します。なお、ブラジルのポルトガル語では、「-s」や「-z」で終わる単語の前に [i] が入ることがあります。

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
adeus [adews]adeus [ɘdewʃ]さようなら
este [estʃi]este [eʃtɨ]この
fez [fɛis]fez [fɛʃ](彼・彼女は)~した

🇧🇷

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  • 4. 語頭の「r-」、母音間の「-rr-」、l, n, sの直後の「-r」と語末の「-r」

ブラジルのポルトガル語では、語頭の「r」、母音に挟まれた「-rr-」、l・n・sの直後の「-r」、語末の「-r」を [x] と発音しますが、ポルトガルのポルトガル語ではこれを [r] と発音します。

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
genro [ʒȩxu]genro [ʒȩru]婿
rapaz [xapas]rapaz [rapaʃ]青年

🇧🇷

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🇵🇹

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  • 5. 音節末の「-l」

ブラジルのポルトガル語では、音節末の「l」を [w] と発音しますが、ポルトガルのポルトガル語ではこれを [ɫ] と発音します。

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
hotel [ɔtɛw]hotel [ɔtɛɫ]ホテル

🇧🇷

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  • 6. 鼻音の直前の強勢母音

ブラジルのポルトガル語では、鼻音 [m][n][ɲ] の直前の強勢母音を鼻音化する場合がありますが、ポルトガルのポルトガル語では鼻音化しません。

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
fama [fãma]fama [fama]評判、名声
sonho [sõɲu]sonho [soɲu]夢、空想

🇧🇷

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🇵🇹

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  • 7. 音節末の「b」、「p」、「g」、「t」、「d」の直後に子音が続く場合

ブラジルのポルトガル語では、音節末の [b][p][g][t][d] の直後に子音が続く場合に子音間に母音 [i] を挟みますが、ポルトガルのポルトガル語ではそのような母音を挟むことはありません。

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
advogado [adzivogadu]advogado [advogadu]弁護士
raptar [xapitar]raptar [raptar]誘拐する、盗む

🇧🇷

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🇵🇹

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3. 語彙の違い

僕はブラジルとポルトガルでそれぞれポルトガル語を学んだ経験がありますが、両国の語彙の違いには少なからず驚きました。

例えばブラジルでは朝食のことを「café da manhã」(朝のコーヒー)と呼ぶのに対して、ポルトガルでは「pequeno-almoço」(小さな昼食)という言い方をします。

「バスに乗る」といった日常的な表現においても、ブラジルでは「pegar um ônibus」、ポルトガルでは「apanhar um autocarro」といった違いが見られます。

  • A

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
abacaxiananásパイナップル
andar térreorés-do-chão一階

🇧🇷

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  • B

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
banheirocasa de banhoトイレ
bonitinho / bonitinhagiro / gira可愛い

🇧🇷

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  • C

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
cachorrocão
café da manhãpequeno-almoço朝食
cafezinhobicaエスプレッソコーヒー
canadensecanadiano / canadianaカナダ人、カナダ人の
celulartelemóvel携帯電話
cem trilhõescem biliões100兆
chopeimperial生ビール

🇧🇷

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  • D

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
delegaciaesquadra警察署
dez bilhõesdez mil milhões100億
dez trilhõesdez biliões10兆
dezenovedezanove19
dezesseisdezasseis16
dezessetedezassete17
dirigirconduzir運転する

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  • E

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
esportedesportoスポーツ

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  • F

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
fumantefumador喫煙者

🇧🇷

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  • G

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
geladeirafrigorífico冷蔵庫

🇧🇷

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  • O

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
ônibusautocarroバス

🇧🇷

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  • P

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
pedágioportagem料金所
pegarapanhar~に乗る、~を取る
planejarplanear計画する
polícia rodoviáriabrigada de trânsito交通警察
polonês / polonesapolaco / polacaポーランド人、ポーランド人の
posto de gasolinabomba de gasolinaガソリンスタンド

🇧🇷

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🇵🇹

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  • R

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
registrarregistar登録する

🇧🇷

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  • S

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
sorvetegeladoアイスクリーム
sucosumoジュース

🇧🇷

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  • T

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
tremcomboio電車

🇧🇷

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  • U

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
um bilhãomil milhões10億
um trilhãoum bilião1兆

🇧🇷

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  • X

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
xícarachávenaカップ

🇧🇷

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🇵🇹

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4. 文法の違い

文法の違いについても、いくつかの項目に分けて整理してみましょう。

  • 1. 存在表現

ブラジルのポルトガル語では「~がある、~がいる」という存在を表すのに、terの直説法・現在・三人称単数 tem を用いるのが普通です。これに対してポルトガルのポルトガル語では基本的に haver の直説法・現在・三人称単数 há を用います。

🇧🇷

Tem muitos turistas estrangeiros na Praia da Copacabana.

コパカバーナ海岸にはたくさんの外国人観光客がいます。

🇧🇷

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🇵🇹

Há muitos turistas estrangeiros na Praia da Marinha.

マリーニャ海岸にはたくさんの外国人観光客がいます。

🇵🇹

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  • 2. 所有詞

ブラジルのポルトガル語では、meu(私の)、teu(君の)、seu(彼の、彼女の、あなたの、彼らの、彼女らの、あなたたちの)、nosso(私たちの)の直前の定冠詞を省略することが多いですが、ポルトガルのポルトガル語では省略しません。

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
(o) meu paio meu pai私の父
(a) minha mãea minha mãe私の母
(o) seu nomeo seu nomeあなたの名前
(a) sua música favoritaa sua música favoritaあなたの好きな音楽
(as) suas mãosas suas mãosあなたの両手
(o) nosso professoro nosso professor私たちの先生

🇧🇷

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🇵🇹

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なお、ポルトガルのポルトガル語で「君たちの、あなたたちの」を表す所有詞 vosso はブラジルのポルトガル語では用いず、代わりに定冠詞+名詞+de+代名詞という形式で表現します。

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
o dinheiro de vocêso vosso dinheiroあなたたちのお金
a casa de vocêsa vossa casaあなたたちの家

🇧🇷

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🇵🇹

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  • 3. 動詞の進行形

ブラジルのポルトガル語では動作の進行を estar + 現在分詞で表しますが、ポルトガルのポルトガル語ではこれを estar+a(前置詞)+ 不定詞で表します。

🇧🇷

Estava nevando muito, mas ele estava cantando na rua.

雪がたくさん降っていましたが、彼は路上で歌っていました。

🇧🇷

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🇵🇹

Estava a nevar muito, mas ele estava a cantar na rua.

雪がたくさん降っていましたが、彼は路上で歌っていました。

🇵🇹

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  • 4. 移動を表す動詞「ir」

「~へ行く」という場合、ポルトガルのポルトガル語では行先での滞在期間に応じて ir + a (短期間)と ir + para (長期間)を使い分けますが、ブラジルのポルトガル語ではそのような区別はなく、ir + para を使う場合が多いです。

🇧🇷

Meu pai vai ao estrangeiro todos os anos.

私の父は毎年海外に行きます。

Tenho que ir para o centro da cidade para enviar um pacote.

荷物を送るためにダウンタウンに行かなければなりません。

🇧🇷

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🇵🇹

Costumo ir ao supermercado perto da minha casa.

私はいつも家の近くのスーパーに行きます。

Amanhã eu vou para Coimbra para participar de um programa de treinamento de três semanas.

明日は3週間の研修プログラムに参加するためにコインブラに行きます。

🇵🇹

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  • 5. 主格人称代名詞の種類

ブラジルのポルトガル語では一部の地域を除き、二人称の人称代名詞 tu を使いません。

一方、ポルトガルのポルトガル語では相手との親密さに応じて tu、você、o senhor / a senhora を使い分けます。

  • 6. 前置詞と人称代名詞の結合

前置詞と人称代名詞の結合にも違いが認められます。

 🇧🇷 🇵🇹🇯🇵
com vocêconsigoあなたと一緒に
conoscoconnosco私たちと一緒に
com os senhores
com as senhoras
convoscoあなたたちと一緒に

🇧🇷

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🇵🇹

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  • 7. 目的格人称代名詞の位置

ブラジルのポルトガル語では原則として目的格人称代名詞は動詞の直前に置かれるのに対し、ポルトガルのポルトガルではこれが動詞の直後に置かれます。

ただし、ブラジルであっても、二人称単数人称代名詞の直接目的格として você を使う場合は例外で、動詞の直後に置かれます。

🇧🇷

Eu te mato.

Eu mato você.

あなたを殺してやる。

🇧🇷

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🇵🇹

Eu mato-o.

あなたを殺してやる。

🇵🇹

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また、二人称複数人称代名詞の間接目的格の lhes は、para vocês と言い換えることができ、これら二つの語は動詞の直後に置かれます。

🇧🇷

Eu lhes telefono.

Eu telefono para vocês.

あなたたちに電話します。

🇧🇷

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🇵🇹

Eu telefono-vos.

あなたたちに電話します。

🇵🇹

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  • 8. 再帰代名詞-seの位置

ブラジルのポルトガル語では再帰代名詞は動詞の直前に置かれるのに対し、ポルトガルのポルトガルではこれが動詞の直後に置かれます。

🇧🇷

Eu me encontrei com ele na estação.

私は駅で彼に会いました。

🇧🇷

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🇵🇹

Eu encontrei-me com ele na estação.

私は駅で彼に会いました。

🇵🇹

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  • 9. 比較級

同等比較の構文、A+動詞+ tão +形容詞・副詞 + como +B(AはBと同じくらい~だ)において、ブラジルのポルトガル語では como の代わりに quanto を用いる例も少なくありません。

🇧🇷

Paulo corre tão rápido quanto seu melhor amigo João.

パウロは親友のジョアンと同じくらい速く走ります。

🇧🇷

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🇵🇹

Paulo corre tão rápido como o seu melhor amigo João.

パウロは親友のジョアンと同じくらい速く走ります。

🇵🇹

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5. 会話表現の違い

頻出の会話表現についても、一般に下記の表のような違いが認められます。ただし、この分類は絶対という訳ではありません。

ポルトガルのポルトガル語とされている表現がブラジルで使われることもあるでしょうし、逆もまた然りでしょう。

ただ、「Oi!」と「Cadê?」は極めてブラジル的な表現で、少なくとも僕自身はポルトガル滞在中に耳にすることはありませんでした。

🇧🇷🇵🇹🇯🇵
Oi!Olá!やあ!
Como vai?Como está?
Como estás?
元気ですか?
Tchau!Adeus!バイバイ!
Alô?Estou?
Está?
(電話で)もしもし?
Cadê?Onde está?
Onde é?
どこにいるの? どこにあるの?

🇧🇷

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🇵🇹

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6.まとめ

以上、ブラジルのポルトガル語とポルトガルのポルトガル語の違いについて発音、語彙、綴りの観点から解説しました。

その違いの大きさに驚かれた方もいるかもしれませんが、ここで挙げたものはあくまでも参考程度に思っていてください。

言語は生き物であり、常に変化しています。特にインターネットが普及してからの情報の伝達速度には目を見張るものがあります。

当然ながらポルトガルのポルトガル語に日常的に触れる機会のあるブラジル人は少なくないでしょうし、その逆もまた然りでしょう。したがって、ブラジルのポルトガル語に特有の表現だと思っていたものがポルトガル人の口から飛び出したり、ポルトガルのポルトガル語のスラングを好んで使うブラジル人がいたりしても、おかしくないかもしれません。

           

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