2022年

わたしは最悪。 ― 有楽町で映画鑑賞

わりと最近、東京有楽町にあるこぢんまりとした快適な映画館で「わたしは最悪。」というノルウェー映画を観ました。長い間、名古屋以外の場所で映画を観たことがなかったため、ポスターやチラシで埋め尽くされた円形のチケット売り場と、二つのシャンデリア風の照明器具に照らされた狭い通路が視界に入った瞬間、胸が高鳴りました。

フランス式の挨拶とマスク

2000年代半ばにはしょっちゅうパリに足を運びましたが、それによってフランスと日本両国の文化の違いをたくさん理解することができました。しかしながら、挨拶として頬にキスする習慣にはいつも当惑させられました。日本人女性とフランス人男性の以下の会話は、僕が最近読んだ本の中の一節ですが、これには大いに笑いました。

ジョアン・ミロ展―日本を夢見て

とても嬉しいことに、愛知県立美術館でジョアン・ミロ展が開催されています。彼はスペイン・バルセロナ出身の画家、彫刻家、陶芸家でした。僕は物心ついた頃から、独特の魅力を放つミロの絵画や彫刻に魅了され続けてきました。バルセロナに滞在した際には必ず、1975年に彼の偉大な功績を称えて創設された美術館、ジョアン・ミロ美術館を訪れました。

コロナ以降初のライブ鑑賞―ミシェル・カミロのソロピアノ公演!

コロナの世界的大流行以降に初めて足を運んだライブは、ミシェル・カミロのブルーノート東京での公演でした。彼はドミニカ共和国出身のピアニストで、その超人的な技巧と、ジャズからラテン音楽、さらにはクラシック音楽にまで及ぶ音楽的多様性で全世界を魅了し続けています。幸運なことに僕は一列目に陣取り、彼の情熱的な演奏を至近距離で堪能しました。